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This month in Japan

紅白梅図屏風

4月 尾形光琳

三月に引き続き、今月も尾形光琳、今月は光琳の人となりに迫ってみようと思います。
光琳は江戸時代初期、京都の呉服商、雁金屋の当主の次男として生まれました。雁金屋は皇室をはじめ、高貴な顧客にひいきとされていた、いわばファッション流行の最先端の家でした。当然のように光琳は何不自由無く育ち、また生来の性格もあり、贅沢三昧の遊び人だったらしいです。
当主であった父が亡くなると程なく、相続した莫大な資産を使い果たした彼は、高利貸しや商売をはじめたりしますが、どれもうまくいかず、結果的に40歳を過ぎてから(!)本格的に画業に取り組み始めます。光琳の浪費癖と、商売の才覚が無かったことが後の珠玉の名作につながった。とも言えます。
そして彼の創作物は、瞬く間に人気商品になります。作品は引く手あまた、「光琳模様」と呼ばれる独特のデザインは遠くはなれた江戸でも大流行します。「光琳」という名がある意味ブランド化していたとも言えます。
そんな光琳の作品の魅力はどんなものなのか?光琳本人の素質に加え、生育環境に育まれた洗練された美意識こそがその核になっていると言えます。光琳の表現する「美」は、既存の伝統や常識にとらわれず、シンプルに美しさやかっこよさのツボのみを手づかみで取り出したかのような印象を受けます。そしてその美意識・自由な発想はいわゆる「淋派」と呼ばれる後のフォロワーたちに受け継がれ、大きな流れとなり、今日の私たち日本人が意識せずに共有している美意識・心のありようの源流ともなっているのです。


麻の葉 越後型より

 

今月の日本の柄と色
「七宝」

紺仁染工房「越後染型」より

七宝模様は、直径の同じ円を重ねて表され、「輪違い」とも呼ばれます。七宝の円形は円満を表現し、吉祥文様として、幅広く用いられています。

中心に星や菱、を入れたり、つなぎ目に星(円)を入れたりと、数多くのバリエーションが生まれています。


「越後染型」とは
日本一の大花火4尺玉の花火大会で有名な新潟県片貝、この地域は古くから職人の町でした。この地域の染めから織までを手がける「紺仁」に江戸時代から多数の柄の染め型が伝わっています。これらは越後人の美意識・趣向に合わせた物であり、「越後型」と呼ばれています。


What is IROHA Japan

「いろはJAPAN」は、日本の伝統的な美意識、文化をベースにした現代の価値・サービス・プロダクトを提案するプロジェクトです。 日本の文化と日本人の美意識は、大陸からの輸入文化を源流としながらも、四方を海に囲まれた立地と、豊かな四季と自然の中で、オリジナリティ豊かに大きな流れとなって現代まで続いています。 私たちはその流れにのった豊かなサービスを提供したいと考えています。今までの代表的な仕事を以下にご紹介します。お問合せはいつでも、下の「CONTACT」からお便りください。

Works


「麻の葉」フットウエア

U.S.フットウエアの'KEEN"サンダルの越後型テキスタイルモデル第一弾。
     

日本酒パッケージ

月をモチーフにした日本酒のパッケージ。月見という伝統行事の深みを商品に付加。
八海山バッグ

帆前掛けトートバッグ

帆前掛けをトートバッグにアレンジした特製品。腰紐が持ち手に、フリンジがデザインアクセントになっています。
 

藍染めはんてん

藍染めはんてん

伝統の越後正藍染めのはんてん。
ラフカディオ・ハーンが「神秘のブルー」と呼んだ青です。

 


てぬぐい

水の波紋をデザインしたてぬぐい。ブライダル施設のオープニングノベルティ。

ベンガラ色染Tシャツ

日本の赤「ベンガラ色染め」染め抜きTシャツ。デニムのような色落ちが楽しめる。
 

火消し刺し子ジャケット

火消し刺子生地のジャケット。Leeコラボアイテム。
 

古町芸妓ステッカー

花街・新潟古町の芸妓カード。地酒と升セットの付属品。

発行 いろはJAPAN/新潟県新潟市中央区和合町2-4-9内
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